救命救急センター

救命救急センターについて

大分県立病院では、平成14年(2002年)1月から第2次救急医療を開始し、24時間体制で県民の救急医療に貢献しています。
また平成17年(2005年)4月から小児救急医療拠点病院に指定され、県内小児医療の中核的役割を担っています。
さらに平成20年(2008年)11月から、院内に「救命救急センター」を開設しました。
重症患者に、より高度な医療を行う「第三次救急医療施設」として県内3カ所目です。
重度のけがや急性心筋梗塞(こうそく)、脳血管障害など生命の危機に直面した患者を24時間体制で受け入れています。
救命救急センターの開設により、県内の救急医療環境がさらに整うことで、県民の安心につながればと考えています。

救命救急センターの役割

  • 救急医療を担当します。慢性病態を扱う一般医療とは異なり、24時間365日の診療体制にて急病、事故などによる救急患者に対応します。
  • 県内全域の緊急度・重症度の高い重症患者、また、特殊診療が必要な患者の救急搬入患者を優先して受け入れます。
  • 診療所、医院、一次・二次救急医療機関などからの紹介転送患者を受け入れます。
  • ヘリコプターを活用した救急患者搬送や事故・災害現場への医療チームを派遣します。

救急患者の分類

救急患者の重症度は、下記のように3段階に分かれており、この分類は国の救急医療の政策でも使用されています。

1.初期(一次)救急患者 歩いて医療機関を受診する事ができ、基本的には入院の必要がない患者。
2.二次救急患者 救急搬送(救急車)、または自力で病院を受診しますが、基本的には入院が必要な患者。緊急手術が必要な場合もあります。
3.三次救急患者 基本的には救急搬送されるか、または一次、二次救急病院からの救急搬送(転院)される患者。重症であり、集中治療や緊急手術が必要です。

時間外の当番医療機関については、おおいた医療情報ほっとネット(http://iryo-joho.pref.oita.jp/)を参考とし、当該医療機関への連絡のうえ、受診願います。
また、医療機関からの時間外における救急患者紹介については、代表電話(097-546-7111)より内科系・外科系・小児科・循環器系・産科・新生児科を指定して連絡いただけると幸いです。

施設概要・設備

救命救急センターは、初療室と病棟からなります。

救命救急センター(1F)初療室、救急室

救命救急センター病棟(4F)ICU(CCU):4床、HCU:8床

診療実績

令和元年度の1年間の救急患者数は、7,870人でした。救急車搬入は2,531件で、毎月200件前後の救急車を受け入れています。
  2019年度 2018年度 2017年度
救急患者数(人)

7,870

7,809 7,832
うち救急車による搬送(人) 2,531 2,305 2,621
患者搬送ヘリ活動件数(件) 35 40 46
ドクターカー出動件数(件) 52 39 50

その他救命救急センターの取組み

救急ワークステーション事業

平成28年度より大分市と協定を結び派遣型救急ワークステーション事業を開始しました。平日日勤帯に大分市中央消防署に属する救急隊1隊を当院に派遣し病院実習を行っています。実習中に重症と思われる事案には、医師同乗で現場に向かうようになっています。

・救急ワークステーションにおける医師同乗搬送数

平成28年度 55件

災害トリアージ研修会

災害トリアージ研修会(防災危機管理委員会と共催)において、救命救急センタースタッフが講師として参加しています。

スタッフ紹介

所長 山本 明彦

  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本外科学会 外科認定医
  • 日本DMAT隊員(統括DMAT)
  • 大分DMAT隊員
  • 大分救急医学会幹事・世話人
  • 大分県メディカルコントロール協議会会長・事後検証医
  • MCLSコース 世話人
  • JATECコース インストラクター
  • 第1級NBCRテロ対策責任者
  • 厚生労働省認定 臨床研修指導医
  • 大分大学臨床教授

副部長 寺師 貴啓

  • 医学博士
  • 日本外科学会認定医、専門医、指導医
  • 日本消化器外科学会専門医、指導医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本肝胆膵外科学会評議員
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能専門医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本肝臓学会専門医、暫定指導医
  • 死体解剖資格認定
  • 臨床研修指導医

副部長 河口 政慎

  • 日本小児科学会 小児科専門医
  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • AHA-ACLSプロバイダー
  • AHA-PALSプロバイダー

副部長 塩穴 恵理子

  • 日本救急医学会 救急科専門医
  • 日本プライマリ・ケア連合学会 
    プライマリ・ケア認定医

医師 根田 知明