このたびは外来の診療環境につきまして、大変不快な思いを抱かせてしまい、申し訳ございませんでした。
　ご指摘の診察室のドアにつきましては、過去に検討した経緯がございますが、施設の構造上、車椅子やストレッチャー（移動用ベッド）で診察に来られる患者さんの通行に支障が生じるため、設置することができませんでした。
　このような事情に鑑み、プライバシー保護に資するため、次に診察を受ける患者さんは、カーテンのすぐ外の中待合いでお待ちいただくのではなく、外待合いから直接診察室へ入っていただけるようご案内することとし、とりわけ、病状説明等の際には、静かな環境とプライバシーを確保できる個室で行うようにしているところです。
　医師の話の内容が聞こえてしまうことにつきましては、耳鼻咽喉科には聴力に問題を抱えている患者さんが数多くいらっしゃることや診察室のすぐ後ろ側に設置されている鼻咽喉頭カメラの洗浄器から騒音が発生することにより、医師の説明の声も大きくなりやすい傾向にあるものと思われます。
　このため、現在、洗浄器の設置場所の移動を検討しています。

　速やかに改善できず心苦しい限りで大変恐縮ですが、引き続き、より良い環境を整えられるよう努めてまいります。
　大変貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございました。