ご意見箱に対する回答

ご意見箱に対する回答

①おかずの品数を減らして内容を濃くできないか②塩分濃度をもう少し上げられないか③朝食に生卵をつけられないか

2020年05月04日

病院の機能についてのご意見

 このたびは、病院食に関して貴重なご意見ありがとうございます。
 毎日の食事の提供に当たっては、患者様に美味しく食べていただくとともに、早期の回復をお手伝いできるよう日々努めているところです。
 おかずの品数を減らして、内容を濃くできないかとのご意見に関してですが、当院の食事は主食・主菜・副菜・汁物または果物を基本にし、可能な限り多くの食材を使いまた調理法により味に変化をつけ美味しく召し上がっていただけるよう努力しています。栄養バランスを保つためにも品数の確保は必要なこととご理解下さい。
 また塩分につきましては、塩分制限のない一般食の場合、1日の塩分摂取量が8g以下になるよう味付けされています。そのため、ご家庭で濃い味付けに慣れている場合「味が薄くて食べづらい」と感じる方がいらっしゃいます。そういった場合も少しでもおいしく召し上がっていただくために、汁物のだしを効かせたり、酢やかぼす・レモンなど柑橘類の酸味、しそなどの香味野菜やごまの風味、カレー粉やこしょうなど香辛料の刺激など塩味以外の味を活用するよう工夫しているところです。
 朝食のメニューとして生卵を好まれる方もいらっしゃると思いますが、衛生管理の面から注意が必要な食材で、ごくまれにですがサルモネラ菌による食中毒の発生が心配されるため、当院ではお出ししておりません。代わりに、朝食にオムレツ、卵焼きなどの加熱した卵料理をお出ししております。
 今後とも調理師等と研鑽を重ね、少しでも患者様においしく召し上がっていただけるよう努力したいと考えています。

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