ごあいさつ
院長メッセージ~研修医の皆さんへ~
人から応援されるような魅力的な社会人となってください
大分県立病院は県の中核病院として、基幹災害拠点病院、第一種感染症指定医療機関、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院などの役割を担い、総合周産期母子医療センターや精神医療センターも備えています。また、三次救急指定病院としての救急医療や手術支援ロボットを用いたがん医療など高度急性期医療にも力を入れています。こうした病院機能を果たしながら、基幹型・協力型あわせて毎年40人近い初期研修医を育成しています。
研修医の皆さんから最もよく聞かれる声は、『大分県立病院は日常よく遭遇する疾患から高度医療が必要な重症疾患まで、実践的な手技を含め幅広く多様な経験ができる病院』というものです。そして、『救急の現場でも、各診療科の上級医のバックアップのもとで研修医がファーストタッチを経験できる病院』や『各診療科同士の垣根が低く、コンサルテーションがし易い病院』といった声もよく聞かれます。
当院では、現場経験のために必要なシミュレーターやトレーナーを備えており、これらを用いた縫合や結紮などの手術手技勉強会なども定期的に行っています。また、研修医一人ひとりに電子カルテ用と医療情報収集用のパソコンがそれぞれ一台ずつ配備され、自分のデスクで快適に仕事ができる環境を整えています。プレゼンテーション能力を磨くための症例発表、経験症例の退院サマリー作成や院内誌への論文投稿などの機会も用意し、総合力を養えるよう指導体制を整えています。
さまざまな大学から集まった多様な仲間と共に、切磋琢磨しながら大きく成長できる環境がここにはあります。ぜひ、大分県立病院で仲間と力を合わせ、自分自身の可能性を広げてください。皆さんが人から信頼され応援される魅力的な社会人に成長されることを心から楽しみにしています。
大分県立病院長 宇都宮 徹
卒後臨床研修プログラム責任者メッセージ
経験豊富な指導医が 強い情熱をもってサポートします
卒後臨床研修プログラム責任者の柴冨です。
大分県立病院は大分県唯一の県立病院であり、基幹型臨床研修病院、協力型臨床研修病院として毎年多数の研修医の皆さんが学び働き巣立っていっています。
医学生の皆さんは医師としてのキャリアをどのように始めるか考えておられることでしょう。初めて社会に出て働き始める臨床研修の一年目、二年目は時に挫折もあり、どうしていいかわからないときもあり、しかしそれ以上に学生時代とは全く違う仕事の楽しさに覚醒する時間であろうと思います。大分県立病院は研修医の皆さんに医師という仕事の素晴らしさと楽しさを学んでいただいて、さらに一生の仕事としてやり遂げていく自信をつける学びの場でありたいと思っております。
医師の仕事は患者さんを助ける、いうまでもなく非常にやりがいのある素晴らしい仕事です。研修医の皆さんを充実した診療科のたくさんの指導医がサポートします。
皆さんが研修医として指導医、研修医仲間と苦労と楽しみを分かち合いながら大分県立病院で学び働ける日を心待ちにしています。
卒後臨床研修プログラム責任者 柴冨 和貴