先輩からのメッセージ

新人ナース

『エルダー制度』が成長をサポートしてくれる!

矢野 夏月(やの なつき)

所属:6階東病棟(血液内科、耳鼻咽喉科)
看護師歴:10カ月(2018年2月現在)

県病を選んだ理由

アットホームな雰囲気に惹かれて

小さな頃から病気がちで県病に入院していたこともあり、優しいナースに憧れていました。看護大時代、実習でいろんな病院を回りましたが、患者さんとの距離が近く、アットホームな雰囲気の県病に惹かれて入職。最初は夜勤に慣れず、生活リズムをつかむことが大変でした。また実習の時は時間がたくさん取れ、患者さんと1対1で話すことができたのですが、実際ナースになると1日6~7人の患者さんを担当します。限られた時間の中で、どれだけ患者さんに寄り添い、信頼を得られるかが課題ですね。そんな何もかもが初めてで不安な時に、力になってくれる存在が〝エルダーナース〟です。

県病の特徴

〝エルダーナース〟がいてくれるから頑張れる

通常の病院では「プリセプター制度」という新人教育がありますが、県病では「エルダー制度」というものがあります。これは先輩と新人の関係がもっと密な制度。ナース歴2~4年の先輩ナース「エルダーさん」が、マンツーマンで新人を指導します。エルダーさんは、他のナースと一緒に新人の成長具合を技術チェック表で共有するので、担当のエルダーさんがいなくても、ほかの先輩看護師が新人に目を配れるシステムになっています。県病には「先輩たちみんなで後輩を育てていこう」という教育熱心な空気が溢れていて、長年働いているお姉さん先輩、お母さん世代の先輩達も多いんです。仕事のことだけじゃなくても、プライベートのことも相談できる雰囲気づくりが受け継がれているんですね。エルダーさんをはじめ、先輩たちにはいつも助けられています。

県病の魅力

1人で抱え込ませない!ストレスをためず働ける環境

自主性を重んじる姿勢も県病の特長だと思います。患者さんから不満を言われた時、上手く対応できない時がありました。その時、先輩はヒントを与えてくれましたが、答えを出すことはありません。患者さんに寄り添う姿勢に、マニュアルも正解もないからです。自ら経験し、自分で考えるクセをつけさせて成長に導いてくれるんですね。私が所属する6階東病棟は血液内科と耳鼻科の混合病棟で、重い病気と闘いながら長く通院・入院されている患者さんも多く、寄り添い方が難しい時もあります。時には周りが見えず、考え込んでしまうことも。そんなときは、先輩たちが気付いて声を掛けてくれるんです。決して1人で抱え込ませず、ナース同士、声を掛け合う毎日で、ストレスを貯めることなく働ける環境が魅力ですね。

メッセージ/目標

経験を積み、知識を深めて頼れるナースに!

仕事は大変ですが、嬉しいこともたくさんあります。患者さんに頼られて、手紙をもらうこともあり、日々やりがいを感じています。最近、県病ではナース3年目ぐらいまで修業期間と定め、1年ごとに所属する診療科が変わるようになっています。いずれは私もエルダーナースになるので、今きっちりと経験を積み、知識を深め、技術向上を努めていきたいと思っています。オフはリフレッシュに心がけていますね。近くに温泉があるので、深夜勤務明けにひとっ風呂浴びたり(笑)、休日は同期ナースたちとごはんを食べに行ったりと楽しんでいます。4月からは私も先輩。患者の時に憧れた〝優しいナース〟をいつも頭に置いて頑張ります!

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