大腸がんを見つけるための検査(大腸がん検診)を受けましょう!

大分県立病院ニュース

2026年03月03日

 大腸がんは進行すると血便などの症状があらわれますが、早期はほとんど自覚症状がありません。

  • 大腸がん検診でおこなわれる「便潜血検査」は、便に付着した微量の血液を検出することによって、がんや大きなポリープを見つける検査です。
  • 便潜血検査が陽性となった人の3~5%で大腸がんが発見されます。陽性になった場合は、がんがないかどうかを確認するために大腸内視鏡検査を受けるようにしましょう。

 2024年の国立がん研究センター報告では、大腸がんによる死亡者数は、男性では第2位で28,826人、女性では第1位で25,590人でした。大分県では、男性256人、女性239人が2024年に大腸がんでお亡くなりになっています。

 日本では、40歳以上を対象とした大腸がん検診として、便潜血検査が自治体の対策型検診でおこなわれています。便潜血検査は採取した便に血液が混じっていないかどうかを分析するもので、採取する時間や食事の制限もなくとても簡単な検査です。
 国立がん研究センターによれば、大腸がんによる死亡率を70%低下させるという研究結果もあり、科学的根拠のある検診です。
 「要精密検査」の通知がきたときは、すみやかに大腸内視鏡検査を受けることが大切です。

(消化管内科 部長 沖本 忠義)

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