血小板製剤の新たな安全対策について

大分県立病院ニュース

2026年01月05日

 輸血用血液製剤には、主に赤血球製剤、新鮮凍結血漿、血小板製剤の3種類があります。このうち血小板製剤に対して、2025年7月30日からより安全な輸血をおこなうための対策として細菌培養検査が導入されることとなりましたのでご紹介します。

 血小板製剤は、血管が破れた際にその部分をふさぐ働きをする血小板を、出血などが原因で著しく血小板が減少した際に補充するために使用します。
 血液製剤を作製している日本赤十字社では、血液製剤に細菌の混入を防ぐためさまざまな対策を講じていますが、血小板製剤は全国で年間数件の細菌感染症が報告されているため、今回新たに血小板製剤に対する細菌培養検査の導入が始まりました。これは、すべての血小板製剤に対しておこなわれるため、血小板製剤輸血による細菌感染症のリスクは大幅に軽減されると考えられ、より一層血液製剤に対する安全性が向上することが期待できます。

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