輸血って安全なの?

大分県立病院ニュース

2020年02月28日

 輸血とは、出血などにより血液が不足した場合や血液を作れない病気になった場合に、不足している血液成分を補充することです。この補充に用いられる血液成分(輸血製剤)は、無償のボランティアとして献血していただいた献血血液から作られ、献血から輸血用バックが出来るまでの工程は全て日本赤十字社によって行われています。
 より安全に輸血療法が行われるよう日本赤十字社と大分県立病院では以下の対策を行っています。

日本赤十字社では

受付、問診

 献血は無償のボランティアではありますが、責任ある献血をお願いするため、受付時にご自身を証明できるものを提示してもらうとともに、健康状態に関する23項目の質問を行って献血者の健康状態および感染症にかかっていないかを確認します。

各種検査

 献血時の血液を用いて、血液型および肝炎等の検査を行います。肝炎ウイルス検査は感染後すぐには検出できない期間があることから、遺伝子検査を加え、より厳密な検査を行っています。

大分県立病院では

 患者さんの血液型検査等を行い、輸血療法に用いる血液製剤の種類を選択し、赤血球製剤については、実際に製剤と患者さんの血液を反応させて輸血を実施してもよいか最終確認を行います(写真①)。
 また、患者間違いを防ぐために、製剤受渡時と輸血実施時等に医師・看護師・臨床検査技師が氏名および血液型、投与製剤等を声に出して確認作業を行うとともに、電子カルテ等を用いて認証作業を行っています(写真②)。

(輸血部 部長 宮﨑泰彦)

※掲載内容の詳細は各科外来・各病棟でお尋ねください。

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