アレルゲン免疫治療について

大分県立病院ニュース

2023年08月25日

 くしゃみが止まらない、鼻水・鼻づまりで息が苦しい、目がかゆい・・・その症状、アレルギー性鼻炎かもしれません。アレルギー性鼻炎はスギ花粉症のような季節性のものとダニやハウスダストが原因となる通年生のものがあります。
 アレルギーの原因(アレルゲン)が特定できれば治療に移ります。検査は問診や血液検査で行います。

 保存的な治療は症状をおさえる薬物療法とアレルゲンを少量から体に投与して体をアレルゲンに慣らしていくアレルゲン免疫療法があります。保存的な治療で抵抗性の場合は手術を行いますが、アレルゲン免疫療法のようにアレルギーの根治が可能な治療ではなく、症状改善が目的です。
 アレルゲン免疫療法には注射で投与する皮下免疫療法と舌の下で行う舌下免疫療法があります。
 1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後決められた一定量を数年間にわたり継続して服用します。
 初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。

 長期にわたり、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、長期にわたり症状をおさえる効果が期待できます。
 症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、アレルギー治療薬の減量が期待できます。
 当院では薬物療法、舌下免疫療法、手術療法を行っております。

(耳鼻咽喉科 主任医師 合原 良亮)

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