所長あいさつ

精神医療センター所長あいさつ

 精神医療センターが開設してはやくも1年半がたちました。開設前には想像していなかったコロナウイルス感染症の問題や、様々な課題に向き合ってきました。
 我々が診療しているキーワードに「つなぐ」という言葉があります。
 当院は精神科救急医療の対応を行っていますが、原則、外来診療は行っておらず、残念ながら最後まで完結することはできません。
 しかし、患者さんに安心していただくように確実に「つなぐ」ことを意識して日々、診療しています。
 精神科救急医療では入院時は行政や警察、地域の保健師など多くの方と連携します。
 また退院の時は家族だけでなく、保健師や訪問看護師、ヘルパーさんなど多くの支援者と連携しながら地域につないでいきます。当センターでは医師・看護師だけでなく、精神保健福祉士、公認心理士や薬剤師など多職種で患者さんに対応しています。また身体合併症においては救命救急センター、内科、外科、産婦人科など多くの診療科と連携しながら対応しています。身体合併症においても他の診療科との「つなぎ」を意識して診療しています。
 関係者の方においては、今後ともご支援・ご協力をお願いします。

 

                       2022年7月27日

精神医療センター 所長 塩月一平

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