新生児蘇生法講習会

大分県立病院ニュース

2021年03月29日

 心肺蘇生法には一次救命処置であるBLS、二次救命処置であるALS、小児二次救命処置であるPALSなどがあり、同様に出生したばかりの新生児を対象に新生児蘇生法NCPRがあります。最も大きな違いは、成人では心原性が主であるため胸骨圧迫が優先されますが、新生児では呼吸原性であるため人工呼吸が優先されるという点です。人生最初の試練である生まれた瞬間から元気に泣くということ、これができないと人は生存できません。ですので、生まれたときに泣いていない児には例え心拍数が0であっても人工呼吸が先になされるということになります。

 当院では2008年から大分県内の医師、看護師、助産師、看護師、看護学生、救命士などを対象に新生児蘇生法の講習会を開催してきました。今までに延べ1,400人ほどが参加し、次回で100回目になります。出生数の減少でより一人一人の新生児をしっかりと救命していくためには多くの人にこの蘇生法を習熟していただく必要があり、これからも開催を続けていきたいと思います。

(新生児科 統括部長 飯田浩一)

※掲載内容の詳細は各科外来・各病棟でお尋ねください。

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